兄弟連れのお出かけで、二人乗りベビーカーを検討しているママも多いのではないでしょうか?
特に電車移動が多い場合、子供たちをしっかりサポートしつつ、ママ自身も無理なく扱えるベビーカーを選ぶことが重要です。
そこで今回は「カトージ二人でゴー」を実際に使ってみた感想を交えなから、その特徴や使い勝手を詳しくご紹介します。
このベビーカーは兄弟連れに便利な機能が満載な一方、折りたたみや重量などの注意点も。電車移動が多い家庭に適しているのか、どんなシーンで活用できるのかを具体的に解説していきます。
これから購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!
- 兄弟や年齢差のある二人のお子様を連れて外出する機会が多いママ
- 電車や公共交通機関を使って気軽にお出かけしたい
- 収納力や機能性を重視しつつ、操作性も気になる方
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兄弟連れに便利!「カトージ二人でゴー」の特長
二人乗りに特化した設計
カトージの「二人でゴー」は、前後に二つの座席がある二人乗りベビーカーです。
・前の席:生後4ヶ月〜体重20キロまで対応。
・後ろの席:2歳半〜体重20キロまで乗れ、立って乗ることも可能。
2歳差兄弟の我が家は前の席に次男、後ろの席に長男が乗り、いい感じに収まってます。
後部座席の柔軟性
後部座席には後ろ向きで座る仕様になっており、安全ベルトもついています。
また、足を乗せるステップや手すりがついていて、子供が立ち乗りもできるようになっているため、立ったり座ったりと柔軟に対応が可能です。
後付けの後部用リアシートを購入すれば、後ろの座席も前向きで座れるようになり、快適さが増すようです。
(私はまだリアシートは購入していないため、購入した際にはレビューしますね!)
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荷物入れ部分の工夫
荷物入れの積載容量は4.5キロまでとなっており、比較的広めの作りになっています。
収納かごの横の部分にはファスナーがついていて、荷物の出し入れがしやすいのも魅力。後ろのシートに子供が乗っていない時には、上からも荷物の出し入れが出来ました。
また、ハンドルに取り付けるポーチも付属しており、小物を入れたりするのに最適です。
安全面も考慮したデザイン
前後両方の座席が20キロまで対応するので、体重制限を気にせずに使用することができます。
後部座席には子供の手が届きやすい位置にキッズハンドルがあり、立ち乗り時の安定感をサポート。
また、安全ベルトもついており、立ち乗りした際にも後方へ転倒しないように考慮された作りになっています。
ただし、立ち乗り用の安全ベルトは非常に簡易的なので、立って乗る際には必ずキッズハンドルを握らせて注意しながら乗るようにしましょう。
電車移動におすすめ!安全にお出かけするポイントはココ!
畳めばコンパクトで持ち運び可能
カトージ「二人でゴー」の重量は約10キロとシングルタイプのベビーカーに比べて重いですが、実際に畳んだ状態で片手でなんとか持ち上げられるサイズ感です。
ただ、畳んだ際に自立はしないのと、子供二人を連れた状態でベビーカーを持たなければならない状況というのは難しいかもしれません。
電車やバスの乗り降り時、荷物の少ない状態であれば対応はできそうですが、ワンオペでは避けたい状況です。
タクシーや車に乗る際などには、折りたたんで荷台に積みやすいので便利です。(ただし、タクシーの場合はボックスタイプに限る)
荷物入れで手荷物を減らせる
ファスナー付きの荷物入れがあり、バッグや買い物袋もスムーズに収納可能です。
比較的深さのある収納カゴなので、買った商品をカバンに詰め替えたりせずに出し入れできるのも便利。
安定感があるベビーカーなので、ハンドルにカラビナ等で荷物をぶら下げたりしてもベビーカーが転倒しにくいのも魅力です。
また、本来の用途とは異なりますが、後部座席に子供が乗っていない時には、買い物カゴを乗せたらジャストフィットで便利でした。ぜひ試してみてください。
都市部の混雑にも対応しやすいスリム設計
子供が二人乗っても、荷物をたくさん積んでも、ベビーカーは一人乗り用と変わらないスリムな幅です。
電車の改札口に広いスペースがなくても通ることができるのも助かります。ただし、一人乗りベビーカーに比べて小回りの効きづらさがあるので、改札を通る際には広めの改札を通ることをおすすめします。
折りたたんだ際には自立はしないもののスリムな形状になるため、遊び場などに行った際に狭いスペースでも邪魔になりにくいです。
子供が快適に過ごせる仕様
「立ちたい」「座りたい」と気分がコロコロ変わりがちな子供にとって、座る・立つを選択して乗ることができる後部座席は飽きにくいでしょう。
前の席はリクライニングもでき、寝てしまっても快適な角度に調整可能です。ただし、後ろの席で寝てしまった場合には角度調整ができず、移動の際にも配慮が必要になります。
実際に寝てしまった時の写真も添えておきますね。
▼子供の頭はこちらのショルダーバッグで支えてみました
操作性と使い勝手|お出かけママ目線で検証
折りたたみ動作は慣れが必要
ベビーカーを開くのは簡単ですが、畳むのにはコツが必要です。
サイドの折りたたみレバーを引き上げて、ステップを足で押さえながらハンドルを前に押すような感じでやると畳めますが、初めて使う際には練習した方が良いでしょう。
慣れるとスムーズにできるようになりますが、急いだり焦った時などには時間がかかるかもしれません。
畳んだ後の置き方に注意
このベビーカーを畳んだ後、立てかけようとすると前輪が転がり自立しません。畳んだ後は倒して置くのが安心です。
外出先でベビーカーを置く際には、ベビーカー置き場などの情報も事前に確認しておくと良いでしょう。
また、スリムではあるものの縦に長さがあるのとタイヤが大きいので、車に乗せた際に軽自動車では収まりづらさがありました。日除けの部分が外せるので、そちらを外してどうにか収まった感じです。
重量感があり小回りが効きづらい
双子用のベビーカーよりは軽いものの、一人用の軽いベビーカーに慣れていると使い始めの重量感には驚きます。
実際に我が家はもともとサイベックスのリベルを使用しておりまして、リベルは約5kg程の重さに対して、カトージの二人でゴーは10kgと約2倍の重さになっています。
最初は「重っ!」という感想でしたが、徐々に慣れてきました。
ただ、走行時に前進するのはスムーズに進みますが、カーブなど方向を変える際には注意が必要です。
最初は大回りにしか回れず苦戦しました。曲がる際に後輪を少し浮かすイメージで操作するとやりやすく、段々とコツを掴めてきました。
安定感のある走行性
カトージの二人でゴーは今まで使ってきたベビーカーの中で最も安定感があります。
やはり重さがあるのと前後に席がある分足元の面積があるからか、ハンドルに荷物をかけたままうっかり子供を先に降ろしても倒れませんでした。
また、タイヤも大きめで走行中も安定しています。
普段から電車の乗り降りをしていて、シングルのベビーカーを使用していた際には電車とホームの隙間にビクビクしていました。
カトージの二人でゴーは、電車の隙間もへっちゃら。後ろ向きで乗ると操作もしやすく安全に乗り降りできます。
手軽で安全に走行
片手で持ち運ぶにはやや重いものの、子供を二人乗せて快適に運べる点で満足度が高いです。
普段なら無駄に寄り道ばかりして時間のかかっていた道のりも、二人をベビーカーに乗せてしまえば今までの時間が何だったのだろうかと思うほど、移動時間が短縮されました。
手軽さを重視するママにとっては重量や操作などに注意点がありますが、安定性と使い勝手の良さでカバーはできるかなと思っています。
届いた状態から使用まで|初心者でも安心の準備方法
届いた時の状態
ベビーカーの入った箱を開けて出てきた状態は、前の車輪と日除け、テーブル等のパーツが未装着で自身で取り付ける必要がありました。
装着の方法などは説明書にも書いており、初めての組み立てでも難しすぎない設計でしたので安心です。
車輪・テーブル等パーツの取り付け方法
大抵のパーツは差し込むだけの単純な取り付け方法です。
車輪は上下の向きを間違えないように気を付ける必要があります。向きさえ合っていればカチッとハマるので、難しい工程はありません。
やや取り付けづらさを感じたのはテーブル装着時の硬さです。コツは左右同時に差し込むではなく、片方ずつ行うとしっかりはまってくれます。
ベビーカーのハンドルに取り付けるポーチも付属しており、そちらの取り付け方法はボタンと同じようなイメージ。ベビーカー側のボタンのような出っ張りにポーチ側の布の穴を通せば装着できます。
初めての走行・折りたたみ動作は練習が必要
初めてのベビーカーの操作にはコツが必要です。最初は説明書を見ながら練習してみるのが良いでしょう。
ベビーカーを開くのは広げるだけで簡単ですが、折り畳む際が少し難しいです。ハンドル両サイドのレバーを引き上げてながら、ステップボードを踏んで、前に押し倒すイメージで行うと出来ました。
スムーズに折りたためるようになると、外出時のストレスも軽減するので、何度かやってみましょう!
走行に関しては、曲がる際には後輪を少し浮かせたりなどの工夫をした方がスムーズに動きます。
急いでスタスタ歩くと、うまく曲がれなかったりうっかり壁にぶつかりそうになることもあるので、ベビーカー使用の際には時間に余裕を持ちゆっくりと落ち着いて走行しましょう。
使用前に確認しておくポイント
使用前に必ずチェックしておいてほしいことは、安全ベルトの長さの調整と、荷物入れ部分のファスナーがスムーズに動くかの動作確認です。
万が一商品の不備があった際には返品交換などの対応が必要になりますので、商品が到着した際には早めのチェックがおすすめです。
また、後部座席のステップや手すりの使い方
なども、子供と一緒に確認しておくと実際に外出する際にスムーズかつ安全に使用できるでしょう。
使用開始後の安心感
組み立て後は安定感があり、子供を乗せる準備もスムーズです。構造もシンプルな作りになっており、使い方に悩む事なく直感的に使いやすいデザインなのも魅力です。
使用後に思ったこととして、安全のための調整ベルトが意外と簡単に抜け出しが出来てしまうというのが盲点でした。
そして座面がしっかり腰掛けられる深さである分、そこに立つことが出来てしまい、慌てて対策をしています。
チャイルドシートなどに使っているかたが多いであろう、抜け出し防止ベルトカバーを購入しました。
こちらを併用したら肩を抜くこともなくなり安全が確保されたので、合わせて使用されるのがおすすめです。
▼抜け出し防止ベルトカバーはこちら
「カトージ2人でゴー」はこんなママにおすすめ!
カトージ「二人でゴー」のメリット
カトージ「二人でゴー」の一番のメリットは、異なる年齢の子供を一度に連れて行くことができる兄弟用としての便利さです。
後部座席は立って乗るも座って乗るも可能なため、柔軟な使い方ができるのも魅力。
荷物入れが大容量でファスナー付きのため、移動中の荷物整理も簡単です。収納力の高さはベビーカーを使う上で大事な点だと感じるママも多いでしょう。
重心設計もしっかりしており、ちょっとのことでは倒れないですし、子供が乗っていてもスムーズな操作が可能です。
注意したいデメリット
折りたたみ動作には、初めは慣れが必要で、自立しないため置き場所に気を遣う場面もあります。
約10キロの本体は重量感があり、お出かけ先によっては持ち運びが大変になる場合も。
スリムとはいえ畳んだ状態で完全に小型化できるわけではないので、自宅の置き場所や、車を所持していない家庭では負担を感じることもあるかもしれません。
実際の使用シーン例
実際にカトージ「二人でゴー」を使用してみて、こんなシーンに活躍するなと感じたので紹介させていただきます!
- 公園等への兄弟連れピクニックや、電車に乗ってのお出かけ
- ショッピングモールや狭い駅構内での走行。
- 保育園等への送り迎えに
こんなママにおすすめ
カトージ「二人でゴー」には便利さの反面、注意したい点もありますが、このようなママにはおすすめです。
- 兄弟連れのお出かけが多く、公共交通機関をよく利用するママ
- 荷物が多い日でも、収納力の高いベビーカーを求める方
- 操作性と安定感を重視し、少々の重量感は許容できるママ
まとめ|カトージ「二人でゴー」は子連れお出かけの強い味方
カトージ「二人でゴー」は、兄弟連れや異年齢の子供を持つママにとって、頼れる二人乗りベビーカーです。
収納力や走行性、子供の快適性を考えたデザインが大きな魅力。一方で、重量や折りたたみの手間など注意点もありますが、メリットがそれを上回る商品です。
電車移動が多い家庭や、日常的にアクティブに過ごしたいママに特におすすめの一台です!
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