カーシェアを利用する際には、チャイルドシートのレンタルはできません。
自宅からチャイルドシートを持参する必要があります。
チャイルドシートって大きいし車まで持っていくの大変じゃん!!
チャイルドシートを毎回持ち運ばなくてはならないカーシェアの利用者は、チャイルドシートの選び方が重要なポイントになってきます。
チャイルドシートの選び方を間違えてしまうと、毎回車でのお出かけに大変な思いをすることに。
せっかくの楽しいお出かけだから、負担をできるだけ軽くしましょう!!
チャイルドシートには様々な種類がありますが、ここではカーシェアを利用する人に向けたチャイルドシートの選び方についてご紹介します。
- 子連れでカーシェアを利用する人
- カーシェア利用時のチャイルドシート選びに迷っている人
- チャイルドシートの持ち運びを楽にしたい人
- できるだけコストをかけずにチャイルドシートを選びたい人
カーシェア利用者のチャイルドシート選びの必須条件
持ち運びしやすいこと
カーシェアの利用者は毎回家から車までチャイルドシートを運ばなくてはなりません。だから、「運びやすい」ということは重要なポイントです。
特に、カーシェアの利用者が車を借りるときは、少し遠くへお出かけに行くときなどが多いのではないでしょうか。そんなときはチャイルドシートだけでなく、その他の荷物もたくさんあるでしょう。
子供を抱えて、たくさんの荷物とチャイルドシートも…。きついよ〜。
子供と荷物とチャイルドシートを持って行くには、チャイルドシートの持ち運びのしやすさは必須条件。
持ち運びのしやすさにも色々ありますが、チェックするべき点はこのような部分です。
- 重さ
- 大きさ
- 取手などの持ちやすさ
- 機能性(ベビーカーと合体できる等)
他の荷物も持ちながらチャイルドシートも持つとなると、片手で持てるようなものでなくてはなりません。
このような持ち運びしやすいチャイルドシートであれば、少し工夫すれば車へ荷物を積むのに行ったり来たりする必要なく運ぶことができます。
できるだけコンパクトになること
カーシェアの利用時に、毎回チャイルドシートを持っていかなければならないということは、カーシェアを使わないときは家で保管する必要があるということです。
チャイルドシートなんて大きいもの置いておける場所がないよ〜
我が家も実際に保管場所には困りました。
だから、可能な限りチャイルドシートはコンパクトになることが重要です。
チャイルドシートの中には、折りたたみができるタイプのものもあります。
保管場所に困るという方には、ベビーカーと合体できるトラベルシステムもオススメです。
チャイルドシートがコンパクトになることで、車への持ち運びも楽になるため、チャイルドシート選びの際には見ておくべきポイントです。
持ち運びしやすいチャイルドシートの選び方
重量:片手で持てる軽さであること
チャイルドシートは、重いものだと15kgぐらいのものもあります。15キロなんて、簡単に持てる重さではありません。
お米3袋分(5kgのやつ)なんて、マッチョじゃないと無理だよ〜!
逆に、軽いものであれば3kgぐらいのものからあります。
車に乗るために重い荷物を持って何度も行ったりきたりしてると、お出かけがだんだん嫌になるかもしれませんよね。
やっぱりお出かけは1発で済ませたいところ。
片手で持てるほどの軽量のチャイルドシートであれば軽々と持つことができるので、他の荷物を抱えても苦ではありません。
持ちやすさ:取手付きであること
チャイルドシートがいくら軽くても、そこそこ大きさがあります。大きい物なのに持つ場所がなければ、結局軽量なのに両手で持ち運ばなくてはなりません。
チャイルドシートの商品には、持ちやすい工夫がされているものもあります。
- 手を引っ掛けられる窪みがある
- 持ち運ぶための取手がついている
- 折りたたんで収納できる、袋がついている
などです。
私がオススメするのは、持ち運ぶための取手がついている商品です。
窪みだけだと片手では持ちづらいですし、収納袋のタイプは片付けや取り出す時に煩わしかったりします。
サッと片手で持てる取手がついているものは、チャイルドシートの持ち運びも楽ですし、セッティングまでの流れもスムーズです。
コンパクト:折りたためること
対象年齢が1歳からのチャイルドシートには、折りたためるタイプの商品もあります。
例えばこの商品。
重量はあるものの、高さや幅など全体的にコンパクトに畳むことができて持ちやすい設計になっています。
荷物がとても多い場合には、大きめの袋を用意すれば荷物とともにチャイルドシートも入れられるでしょう。
チャイルドシートはとてもかさばる荷物なので、できるだけ小さく折り畳めてコンパクトなものが、持ち運びにも収納にも便利です。
機能性:ベビーカーに合体できること(トラベルシステム)
新生児〜1歳までは、ベビーカーに合体できるベビーシートの利用がオススメです。ベビーカーに合体できるタイプのものをトラベルシステムと言います。
トラベルシステムのことを詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。
ベビーカーと合体することができれば、チャイルドシートひとつ分の荷物が減ったようなものです。
大型の荷物が1つ減るだけで、移動のしやすさは格段に変わります。
その分他の荷物をたくさん持てるので、外出の準備が非常に楽になります。
新生児〜長く使用できるものはカーシェア利用者に不向き
チャイルドシートのような大型のベビー用品は、「できれば長く使えるものを」と考えて購入する人も多いでしょう。
ですが、カーシェアを利用する人であれば、その考えは捨てましょう。
なぜなら、新生児から長く使用できるチャイルドシートは、「とてつもなく大きく重いから」です。
13〜15kgの重さで大きさもでかい。一回持ってみる?かなりの筋トレだよ。
こんな重くて大きいものを車で外出する度に持っていかなければならないことを考えてみてください。絶対きついです。
長く使用することのできる大きいチャイルドシートは、自家用車を持っていてチャイルドシートを車に乗せっぱなしにする人向けです。
年齢で使いわけ!「0〜1歳」、「1歳から長く使用できるもの」に
「新生児〜1歳用」のチャイルドシート(ベビーシート)
新生児から1歳で使用するチャイルドシートは、ベビーシートがオススメです。
ベビーシートなら、持ちやすい取手がついていて、3kg前後と比較的軽量だからです。
赤ちゃんを乗せたままでも取手を持って移動することができるので、寝ていても起こさず連れて帰ることができるのもありがたいですね。
赤ちゃんを抱っこやベビーカーで車まで行くのであれば、ベビーシートの中に他の荷物を乗っけて持つのもアリ!
ベビーシートを使うのであれば、特に推奨するのは、先ほども説明したトラベルシステムです。ベビーカーと合体すればさらに便利に使用できるでしょう。
「1歳〜長く使用できる」チャイルドシート
1歳から使用するチャイルドシートは、できるだけ6歳以上まで長く使用できるものにしましょう。
- 軽量
- 折りたたみができる
- 持ち手がついている
- 6歳以上使用できる
という4つの点を意識することで、外出時の荷物が上手にまとめられるようになり、収納にもスペースを取らずに片付けることができるはずです。
ジュニアシートの利用は3歳から
上記で6歳以上まで使えるものとお伝えした理由は、法律上6歳まで幼児用補助装置(チャイルドシート・ジュニアシート)を使用しなければならないという義務があるからです。
ジュニアシートの対象年齢は3歳からとされている商品がほとんどです。
ジュニアシート3歳から使えるなら、さっきチャイルドシートは6歳以上まで使えるのがいいって言ったのはなんで?
カーシェアの利用時は、ジュニアシートは標準装備されています。ただ、装備されているジュニアシートは背もたれのないタイプ。
3歳で背もたれや頭のクッションが外れるのってなんだか心もとないような気がする…
荷物を最小限にしたい、最もコンパクトなものがいいと考えている方は、3歳まで使用できるチャイルドシートがあれば大丈夫です。
でも、せっかくチャイルドシートを購入するのであれば、背中・頭も守られるチャイルドシートを長く使用できた方がいいと考えています。
6歳を目安にしたのは、あくまでも法律上補助装置の必要性が6歳までとされているからですが、私の考えとしては長ければ長い方が安心です。
子供の状況次第で途中で外すのはできても、後から付けるのはできないからね。購入時にはしっかり検討して買いましょう!
チャイルドシートの種類を比較
種類 | 特徴 | オススメな人 |
---|---|---|
回転式チャイルドシート | 新生児〜4歳ごろ 回転式で前後どちらでも可 クッション性が安心 大きくて重量が重い 価格が高い | 自家用車を持っている人 |
前向き固定型チャイルドシート | 新生児〜7歳ごろ 前向き固定で安定感がある 比較的価格が安い 大きくて重量が重い | 自家用車を持っている人 |
ベビーシート&トラベルシステム | 取手付きで持ち運びが楽 軽量で片手で持てる トラベルシステム対応 新生児〜1歳ごろ 使用期間の割に価格は高め | カーシェア利用者 旅行先などで車に乗る人 |
コンパクトチャイルドシート | 軽量で片手で持てる コンパクトに折りたたみできる 取手or持ち運び袋付き お手頃な価格 1歳〜6歳以上(11歳ごろまでOKなものも) | カーシェア利用者 旅行先などで車に乗る人 |
カーシェアを便利に利用するために、チャイルドシートの選び方は重要
カーシェアを便利に使用したいと考えている方は、チャイルドシートを上手に選ぶことが大事です。
- 片手で持てる軽さ
- 取手付きで持ちやすい
- コンパクトに折りたためる又はトラベルシステム対応
- 「0〜1歳」、「1歳〜長く使用できるもの」に使い分ける
このポイントを意識してチャイルドシートを選べば、カーシェアを利用する際の荷物運びの手間を減らすことができます。
カーシェアを利用して、快適にお出かけを楽しみたいなら、チャイルドシート選びに失敗しないようにしましょうね!
是非参考にしていただけると嬉しいです。
コメント