子供がまだ小さくて頻繁に抱っこが必要な時期に2人目の子供を妊娠。そんな時、上の子の抱っこがお腹の赤ちゃんに影響がないかと心配になりませんか。
私がこの記事を書いている今、妊娠30週(8ヶ月)で上の子がちょうど2歳になったばかりです。赤ちゃん返りなのか、妊娠してから上の子の「だっこ〜」と求めてくる頻度が増えたような気もします。
こうして育児をしながらの妊婦生活はやはり負担が大きいですし、お腹の赤ちゃんへの影響も日々気になりますね。
妊娠中って抱っこ紐を使っても平気なのかなと不安に思う気持ちもありましたが、私は抱っこ紐を活用することで負担がかなり軽減したので助かっています。
抱っこ紐の選び方や使用方法を考えて上手に活用することで、あなたもきっと上の子の抱っこの負担が軽くなるはず!
妊娠中の抱っこの負担が少なくなる方法やオススメの抱っこ紐について、私の経験談をもとにご紹介しますね!是非読んでみてください。
- 妊娠中だけど上の子がまだ小さくて抱っこが頻回
- 上の子の抱っこの時にお腹の赤ちゃんへの影響が気になる
- 妊娠中の上の子抱っこが負担に感じる
- 妊娠中でも使用できる抱っこ紐を知りたい
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2人目妊娠!上の子の抱っこの負担【体験談】
2歳になりたての子供の育児をしながら、現在妊娠後期です。上の子の体重は約14kgと大きめ。そんな状況での頻繁な抱っこで、様々な負担を感じていました。
妊娠中のそれぞれの時期において負担の感じ方にも違いがあったので、どのような負担を感じたか体験談をご紹介します。
【妊娠初期】抱っこによる身体の負担は変わらないがつわりがキツイ時期
私の妊娠初期は吐きづわりで頻繁にトイレに駆け込む生活でしたが、そんな時でも子供は後追いでトイレに行くと泣きながらついてくる状況。
この頃から抱っこを求められることも増えてきたので、既に上の子は赤ちゃんの存在に気づいていたのかもしれませんね。
抱っこの頻度は増えたものの、まだお腹の膨らみもなく今まで通りに抱っこ紐も活用できました。
ただ、つわりの時期の抱っこはお腹の圧迫により気持ち悪さが増強し、吐きづわりだった私にはなかなかキツい状況。
この時期はただつわりがおさまるのを待ち、できるだけ無理せず安静に過ごすようにしました。子供の抱っこはなかなか拒否できないので、ハグなど抱っこ以外のスキンシップを心がけていましたね。
つらい時には後追いの子供に後ろめたさを感じながらも、落ち着くまでトイレにこもるのが一番安心でした。
ちなみに上の子がよくお腹の上に乗ってくるのですが、産科の医師に確認したところ胎児は羊水で守られているため特に問題はないとのことです。
【妊娠中期】身体の変化とともに腰肩の痛み増強
少しづつお腹が膨らんできた妊娠中期には、姿勢などにも変化が出てきて腰や肩などの身体への影響も感じ始めました。
つわりも落ち着き活動量も増え始めたこの頃はよく子供を連れて遊びに出かけたのですが、抱っこの頻度は徐々に増えつつある印象。
外出先での抱っこが多くあり、場合によっては長時間抱っこの時も。長時間の抱っこはさすがにキツく、腰や肩の痛みで帰宅後は何もできない状況になるほどです。
まだお腹の膨らみも小さい頃、長時間の抱っこが必要になりそうな時には腰ベルトタイプの「ヒップシート」が楽でした。ただ、腰ベルトだとお腹が圧迫されてしまうのでキツく巻きすぎずやや低めの位置に巻いて使っていました。
本来であれば腰の位置で巻くタイプのものは避けたほうが安心ですが、私は自己責任でこちらのヒップシートを活用しています。
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【妊娠後期】お腹の圧迫による痛みや胎児への不安
妊娠後期になると更に赤ちゃん返りが加速。どこへ行ってもすぐ「抱っこ〜」と求めてくる状況です。
お腹の中の赤ちゃんは胎動の激しさも増していて、「赤ちゃんが苦しいのでは」と不安になるほど上の子の抱っこ時に痛いぐらい胎動を感じることもありました。
そこで、お腹を圧迫しないようにスリングタイプの抱っこ紐を使用しました。対面抱っこはせずに腰抱きでお腹に負担がかからないようにしています。
スリングタイプは片側の肩に重みがかかるので長時間の抱っこには不向きですが、何もないよりは抱っこの負担はかなり軽減できています。
妊娠後期になると出産に備えて骨盤が緩んだりと不安定になるため、できるだけ無理はしないほうが良いでしょう。陣痛を促してしまう可能性もあるので、自分の身体の調子と相談しつつ抱っこも休憩しながらが望ましいです。
▼私が使用しているスリングタイプの抱っこ紐はこちら
妊娠中に抱っこ紐使っても大丈夫?負担の少ない抱っこの方法
妊娠中に抱っこ紐を使うのも、お腹への影響がないか不安に感じるのではないでしょうか。私の場合は抱っこ紐を使用した方が負担が少なかったので使うべきだと考えています。
少しでもママの負担を軽減するための抱っこの方法をご紹介しますね。
対面抱っこは避け、腰抱きかおんぶで
対面抱っこはお腹の正面で抱くような形になるので、お腹が圧迫されて苦しく感じます。少しでも楽に抱っこをするのなら正面での対面抱きを避けて、少し横にずらし腰抱きの方法が良いでしょう。
左右のどちらかに重みがかかることになるため身体の片側に負担はかかってしまいますが、対面抱っこよりも動きやすくなるはずです。
また、おんぶをするのも良いでしょう。腰に巻くベルトタイプのおんぶ紐は避けた方が良いですが、布製でお腹より上の位置に巻けるなどお腹を圧迫しないタイプのものもあります。
重さが分散されるような抱っこ紐で腰肩の痛みを軽減
抱っこをする際に、重さが1点に集中してしまうと腰や肩への負荷が強くなります。抱っこ紐を使用するにしても、できるだけ重さが分散されるような作りになっているものが良いでしょう。
たとえば肩が広く覆えるタイプの抱っこ紐や、腰と肩のベルトで支えるようになっているものなどです。また、密着した抱っこができた方が負荷は軽減します。
おんぶ紐の場合は、両方で支えるため重さが分散されます。左右均等に体重がかかるため負担の感じ方は抱っこよりも楽に感じるでしょう。
抱っこが負担に感じるのであれば、おんぶ紐がオススメです。
腰ベルトタイプよりもショルダータイプの抱っこ紐を
私は妊娠中期の時に腰ベルトタイプのヒップシートを使用していましたが、腰ベルトタイプだとお腹の圧迫感を感じやすいです。
妊娠中に使用するのであれば、腰ベルトではないものが良いでしょう。ショルダータイプでサイズ調整ができるものが使い勝手は良いですし、お腹への負担も軽減します。
コンパクトで軽量なタイプのものがオススメです。
外出時の荷物を削減。収納付きの抱っこ紐が便利
抱っこの負担を軽減するなら、荷物は最小限にしましょう。抱っこ紐をしてさらにカバンを持つとなると、重さもありますし姿勢のバランスも崩れます。
私はスリングタイプの抱っこ紐を使っていましたが、荷物が入らないタイプなので更にショルダーバッグを肩にかけていました。
何個も荷物があると身体にも負担がかかるので、できればすっきりとおさまるのがベター。
そこでオススメなのがカバンタイプの抱っこ紐です。見た目はショルダーバッグでありながら、ヒップシートとしての機能も持っているカバンタイプの抱っこ紐は急な抱っこにも簡単に対応できます。
妊娠中でも使用できるオススメ抱っこ紐
2人目妊娠中の上の子の抱っこにオススメな、負担を軽減できる抱っこ紐をまとめてみました。
スモルビ かるがるスリング抱っこ紐
スモルビのかるがるスリング抱っこ紐は、体重を支える肩の部分が広く作られており、重さが1点に集中せず分散されます。
子供のお尻を乗せるヒップシート部分も大きく広がるので、安定感もあります。
軽量で、ポーチが一体型なのでカバンに入れたりベビーカーフックにかけて持ち歩くのも可能です。
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グスケット
グスケットはコンパクトなスリングタイプの抱っこ紐です。
肩のベルトが二股に広がるので、開いて重さの分散ができます。
サイズ調整もわかりやすく、ママの腕抱っこを再現した密着感のある作りになっているので、心地よく使用できます。
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ボーンブーン 2WAYヒップシート
ボーンブーンの2WAYヒップシートは、ショルダーバッグ型の抱っこ紐です。
ちょっとしたお出かけに最適な量の荷物を入れることができ、急な抱っこの時には子供を乗せられるのが便利です。
パパママ兼用で使用できるシンプルなデザインなのも魅力。
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ノースフェイス ベビースリングバッグ
ノースフェイスのベビースリングバッグは一見普通のショルダーバッグですが、中に安全ベルトとヒップシートが仕込まれています。
肩で支えるだけでなく、腰ベルトもついているので抱っこの重みも軽減できます。
股の間を通すヒップシートで、安全ベルト付きなので、ずり落ちの心配もなく安心して使用できます。
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ノルン
ノルンの抱っこ紐は、普段荷物が多くなりがちなママさんにオススメなショルダーバッグタイプの抱っこ紐です。
ショルダー掛けでも使用できますが、ベルトの掛け方を変えるとx字型になり、両肩で体重を支えられます。
背面落下防止のキッズサポーターや腰ベルトがついていて安全面もしっかりしていて安心です。
おしゃれな見た目でありながら充実した機能性が魅力的ですね。
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北極しろくま堂 昔ながらのおんぶ紐
北極しろくま堂の昔ながらの抱っこ紐は、バックル等がなく布製の紐を身体の前で結ぶタイプのおんぶ紐です。
みぞおちの上のあたりで紐を結ぶので、お腹が大きくなっても負荷が少なく済みます。
密着感があり背中の高い位置でのおんぶなので、抱っこよりも身体が楽に感じるでしょう。
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「2人目妊娠中に抱っこ紐使っていい?」についてのまとめ
2人目妊娠中の上の子の抱っこについて、どのような負担を感じるのか、負担を軽減するにはどのような方法があるのかをご紹介してきました。
羊水などでお腹の赤ちゃんは守られているので上の子を抱っこしても大きな影響はありませんが、できるだけお腹の圧迫を避けて抱っこするように心がけていきましょう。
抱っこ紐やおんぶ紐を活用することで負担がかなり軽減できるので、是非オススメした抱っこ紐を参考にしてみてください!
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